コロナ禍で在宅勤務やステイホームなど、自宅で過ごす時間が多くなっている昨今、アロマキャンドルやアロマオイルなど、自宅で安らぎを得られる「アロマ」が人気になってきているように感じます。
実際のところはどうかわかりませんが、流行り(?)に便乗してオシャレっぽい「お香」を購入してきました。
hibi 10MINUTES AROMA
Hibi( 日々)は淡路島のお香と播磨マッチ、兵庫県の伝統産業の3つが合わさって、「マッチのように擦って着火させるお香」というアイデアを出発点に作り出したお香。ロゴのデザインや形にこだわり抜いて作られたマッチとお香のコラボレーション商品。
使い方の紙。それぞれの箱に丁寧に入っていました。
取扱説明書はかなり丁寧に書かれています。
商品の詳細
商品の使い方や詳細をできるだけ客観的に書いていきます。
実際に使ってみる
付属している台座を使って、皿も何もなくこのキットだけでお香が楽しめます。
001 Lemongrass(レモングラス)
レモンのような甘酸っぱさと、緑の草原を思わせるすがすがしさ。疲れを癒してリフレッシュしたい時に。
基本的な香りは一般的な線香です。線香の香りの中にほのかにレモングラスの特有の柑橘系の酸っぱい香りが鼻先を突きます。
002 Lavender(ラベンダー)
気品のあるフローラルな香り。心を落ち着かせてリラックスしたい時や、眠りの前のひとときに。
お香を焚いた瞬間にラベンダーの甘くてとても良い香りが部屋いっぱいに充満されていることに気が付きます。
部屋全体の香りがとても優しくなりました。
003 Geranium(ゼラニウム)
バラに似たほのかな甘さとグリーンノートが混じりあう香り。不安定な心のバランスを取り戻したい時に。
ゼラニウムのリラックス効果を促すような香りが部屋いっぱいに広がりますが、線香の主張が強いです。
004 YlangYlang(イランイラン)
濃厚で官能的な甘さのあるややエキゾチックな香り。緊張をほぐして深く満たされた気分になりたい時に。
他のお香に比べて、甘い香りが部屋全体に広がります。あまり線香感はありませんでした。
005 Tea tree
清涼感のあるスパイシーな香り。イライラや沈んだ心を鎮めて、気持ちをすっきりさせたい時に。
あまり特徴がなかったです。ほのかに鼻につくスパイシーな香りがあったくらいです。
商品を使ってみた個人的な感想
独断と偏見にまみれた個人的な感想を書いていきます。
折れる
お香はもちろん火をつけないとお話になりません。
今回、購入した「hibi」はその火を付ける過程を「マッチをそのままお香にすること」で手軽にしてお香を身近なものにしようという意図の商品でした。
しかし、マッチの摩擦が足りないのか、着火に必要な頭薬が足りていないのか、はたまた自分の技術不足か分かりませんが、マッチに火が付きません。
力が足りないのかと思い、強く擦るとマッチ棒自体がお香で出来ているため折れてしまいました。
折れやすいので、火のつけ方も注意が必要と説明書きに書かれていましたが、折れやすいのには変わりないです。
火をつけるのにはコツがいります。
香りは良い
基本的には線香の香りがベースになっていて、そのあとにそれぞれのフレーバーが香る。
あまり、フレーバーごとの違いは判りませんでしたが、確かにリラックスする香りでした。
オシャレ感MAX
パッケージデザインから来るオシャレ感とワクワク感はすごいです。
このパッケージデザインだけで買う価値があるんじゃないかなと思わせるほどパッケージはオシャレです。実際に自分もパッケージに連れられて買ったわけだし…
まとめ
この商品をネットで調べると、開発ストーリー的なのが出てくるのですが、それを読んでいくと、「マッチをそのままお香にする」というアイデアと「パッケージデザイン」の一発勝負的な商品を意識高いデザイナーが暴走して作った商品。という感じがしました。
お香のフレーバーごとの違いは、自分にはあまりわからなかったですが、どれもリラックスできる香りではあると思います。プレゼントなんかにはパッケージデザインがいいので、喜ばれるかもしれません。
ただ、商品のクオリティにしては値段が少し高いかなと思ったのが正直な感想です。